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簡単!ヘルズのソーダブレッド:基本編

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食パン型 縦195×横95×高さ95

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重曹とクエン酸を使って、発酵なし、混ぜて焼くだけ。高加水でもっちり。簡単なヘルズ流のソーダブレッド(クイックブレッド)。

調理時間


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■材料

粉 :
強力粉 : 250g
全粒粉 : 50g
きび砂糖 : 20g
重曹(食用) : 5g
クエン酸(食用) : 4g
※ベーキングパウダー(重曹&クエン酸の代用) : 10g
塩 : 3g
液体 :
水(粉によって水分量を調節) : 270~300cc
オリーヴオイル(米油やバターなどでもOK) : 15g

■手順

手順 1 : 食パン型(縦195×横95×高さ95)にクッキングペーパーを敷きます。
手順 2 : パン型で焼く クイックブレッドを型で焼けば、成形する手間も省け、パサつきを抑えて、美味しく焼くことができます。
手順 3 : 計りにボウルを乗せて、粉類の重さを計りながら、順番に入れていきます。
手順 4 : 重曹とクエン酸 ベーキングパウダーの代わりに、食用の重曹とクエン酸(比率は1:0.8~0.7)を使って膨らませます。
手順 5 : 重曹も塩分あり 重曹=炭酸水素ナトリウム。塩分は塩の約70%。粉の1%の塩だと、重曹5g+塩3gとしました。
手順 6 : 重曹の量 粉300gで重曹5gを基準にしていますが、3~7g入れても変わりません。但し、入れすぎると塩辛くなります
手順 7 : 泡立て器で粉を混ぜ合わせます。
手順 8 : 300ccの水のうち、270cc(90%)を入れ、オイルを15g入れます。
手順 9 : シャモジで優しく混ぜます。今回の粉は、90%の水だと、生地がまだ硬いので、残りの水を少しずつ加えて混ぜます。
手順 10 : 生地全体がしっとりしたら、さらに10回ほど練るように混ぜます。練ることによって、グルテンを出します。
手順 11 : シャモジで混ぜる ヘラよりシャモジの方が、素早く混ぜれるので愛用しています。
手順 12 : 混ぜすぎ注意! 練るときは10回から多くても20回まで。それ以上練ると、生地がガチガチに硬くなります。
手順 13 : ヘラで生地をまとめて、パン型に入れます。
手順 14 : 100ccのお湯を沸かして、耐熱容器に入れます。
手順 15 : オーブンにパン型とお湯の入った耐熱容器を入れます。 古いオーブンなので、耐熱容器のお湯がスチーム代わりです。
手順 16 : スチームする理由 クイックブレッドは、生地を練ると硬くなりすぎてNGですが、スチームすればふっくらと焼き上がります。
手順 17 : <コールドスタート> 余熱なしの200℃30分でスタート。 コールドスタートの方が、生地は膨らみます。しかも省エネ!
手順 18 : スチームの時間は? 30分を基準にしていますが、高加水の生地なので、スチームは十分膨らむまで続けます。
手順 19 : タイマーが鳴ったら、膨らみを確認。十分膨らんでいたら、耐熱容器を取り出し、スチームは終了。更に200℃15分焼きます。
手順 20 : タイマーが鳴ったら、生地の硬さを確認して、柔らかくなければ、焼き上がり! 柔らかければ、生地に火が通るまで焼いて下さい。
手順 21 : 表面が焦げてきたら? 焼いてる途中、表面だけ焦げてきたら、天板をかぶせて焼いて下さい。
手順 22 : スチームしたので、見事に膨らみました。 ケーキクーラーの代わりに、新聞を敷いて「天ぷらパットの中敷」と利用していますw
手順 23 : 冷めてからカットして下さい。 スチームしたので、気泡が出て、もっちりした食感になります。
手順 24 : グルテンを出すことによって、皮がしっかりと形成され、リュスティックのような美味しさです。
手順 25 : 賞味期限は? 油分と高加水のため、焼いた次の日も美味しく頂けます。3日目は生地にパサつきを感じます。
手順 26 : 美味しさのポイント クイックブレッドは発酵していないので、生地を糖分でほのかに甘くさせた方が、美味しく感じます。
手順 27 : <練りすぎると?> スチームして焼いても、膨らみにくく、生地がひび割れてきます。 そんな時はスチームを延長して下さい。
手順 28 : 表面が硬く焼き上がってしまったら? 新聞紙に包んで冷まして下さい。硬くなった表面も、しっとりして美味しくなります。

■アレルゲン